[アップデート] Amazon RDS for Oracleで2017年10月のPatch Set Updates (PSU)が使えるようになりました
はじめに
今回ご紹介するアップデートはこちら。
アップデート内容
Amazon RDS for Oracleでは、四半期ごとにリリースされるDatabase Patch Set Updates (PSU)の形でOracleのバグ修正パッチが適用されます。今回のアップデートで、2017年10月のPatch Set Updates (PSU)が使えるようになりました。具体的には 12.1.0.2.v10及び11.2.0.4.v14が2017年10月のPSUが提供された状態となっています。
なお、v12.1.0.1は2016年7月に、v11.2.0.2は2013年10月に、パッチ適用が終了されました。そのため今回のものも含め、パッチは適用されないので注意が必要です。
Amazon RDS for Oracleをlaunchする際のバージョン選択画面で、以下の通り12.1.0.2.v8と11.2.0.4.v12が選択可能になっています。
既存のAmazon RDS for Oracleをバージョンアップする際には、[Modify DB Instance]を実行します。手順はマニュアルに記載がありますので、以下をご参照ください。
今後のPSUのアップデート予定日は以下の通りです。Oracleからリリース後、AWS側での検証を経てリリースされますので、2-3ヶ月程度のタイムラグがあります。
- 2018年1月16日
- 2018年4月17日
- 2018年7月17日
- 2018年10月16日
さいごに
PSUはセキュリティ上問題となるバグの修正も含んでいますので、原則アップデートを推奨します。アップデート後の動作検証を行った上でアップデートしてください。お困りの場合はクラスメソッドにご連絡を!